こんにちは! FXトレーダーしょーたです!
今回は、テクニカル分析でよく使われる手法の1つ、水平線について説明します。
水平線は、文字の通り横一直線に引いた線のことです。
チャート上に、そんな線を引いてなんの役に立つのかと不思議に思うかもしれません。
それは水平線の意味を知らないだけで、1本の線が情報の宝庫になっていますのでしっかり覚えてください。
では、どのようなところに、線を引くのかというと
・最高値、最安値
・チャートパターンの意味のあるところ
以上の2カ所がおもに引く場所になります。
では、順番に詳しく説明していきますね。
最高値と最安値
チャートを過去にさかのぼって、1番高いところや1番低いところに合わせて水平線を引くという方法があります。
さかのぼるのは、1週間や1日など自分のトレードスタイルに合わせて大丈夫です。
最高値とは、チャートの動きが反転した水準ということです。
つまり、最高値に引いた水平線にチャートがタッチすると言うことは、以前反転した水準に再び来たということです。
このとき、チャートを見ているトレーダーたちはどう考えるでしょうか?
前回、反転したので売り注文をしたくなるトレーダーがいるでしょう。
または、水平線を越えるかもしれません。
水平線を越えるということは、前回の高値を超えると言うことです。
つまり、上昇の力が強いということになります。
それを感じて買いの注文を入れるトレーダーもいます。
もちろん、水平線にタッチした後どう動くのかを100パーセント当てることは不可能です。
チャートが水平線にタッチするまでの過程やテクニカル指標などを参考に予想を組み立てていきます。
最安値に引いた水平線も同様です。
チャートパターンの中の重要水準
これはどういうことかというとダブルボトムやヘッドアンドショルダーなどのチャートパターンの中の重要な水準に引くことです。
ダブルボトムやヘッドアンドショルダーについては、こちらの記事で説明しています。
sho-kun438.hateblo.jp
たとえば、
この写真では①と②の水準で水平線を引きます。
そして③でチャートが水平線にタッチしてヘッドアンドショルダーが完成です。
③では、水平線で反発せず落ちていきましたね。
もともと、ヘッドアンドショルダーは上昇トレンドの終了のサインですから、③でヘッドアンドショルダーが完成し、水平線を下抜けたことで、
売りのサインとなります。
次に、ダブルボトムの場合は、
この写真では、①の水平線はダブルボトムの真ん中の高いところで引いてます。
②の水平線は、ダブルボトムの1番低いところです。
②の水平線を2回タッチして、反発したことにより、ダブルボトムの完成です。
ダブルボトムは、下落トレンドが終了し、チャートが上昇するサインですので、ダブルボトムを作り、①の水平線を抜けたことで、
買いのサインとなります。
このように水平線は、チャートの重要な水準を教えてくれる線ということですね!
他にも、水平線の使い方はいろいろありますので、今後紹介していきます。
また、自分なりの使い方を研究していくことも大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。