こんにちは！ FXトレーダーしょーたです！
皆さんは、基軸通貨という言葉を聞いたことはありますか？
知らないという方のために簡単に説明しておきますね！
基軸通貨とは、為替や国際金融取引において、基準として使われる通貨のことです。
その基軸通貨に現在は米ドルが採用されているというわけですね！
アメリカの経済規模、軍事力ともに世界最大であり、世界に与える影響が大きいことが、基軸通貨に選ばれている理由となっています。
FX取引においても、１日の取引全体の8割以上が米ドル絡みのトレードとなっています。
(ドルが絡む通貨ペアのことをドルストレートといいます。
FXでドルの関係ない取引でもドルの動きは影響してきます。
たとえば、ユーロ円の取引をしたいとします。
このときにユーロ円のレートがどのように決められるかは、知っていますか？
(ドルが関わらない、円を使った取引をクロス円といいます。)
ユーロ円のレートの決め方にも基軸通貨、米ドルは関係してきます。
ユーロ円＝米ドル円×ユーロ米ドル
という計算式により、ユーロ円のレートを決めているのです。
英ポンドの場合は、
ポンド円＝米ドル円×ポンド米ドル
となります。
具体的に数字を入れてみますと
１ドル＝100円 1ユーロ＝1.2ドルとすれば、
ユーロ円＝100円(米ドル円)×1.2(ユーロ米ドル)＝120
となります。
このように、ドルが関わらない通貨ペアでも、レートを決めるときに、米ドルが出てきます。
つまり、ドル円が上がれば、クロス円(ユーロ円やポンド円など)全般が上がりやすくなるということですね！
ここまで読んでいただければ、FXにおいて米ドルがどれほど重要か分かってもらえたと思えます。
もしFXで、米ドル以外の通貨を取引するとしても、米ドルの動きはチェックするようにしましょう！
また、アメリカで起きたニュースも要注意です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。