こんにちは! FXトレーダーしょーたです!
前回に引き続き各国の中央銀行について説明していきます!
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ECBはユーロ圏の金融政策を行う中央銀行です。
何よりも、物価の安定を重視し、利上げには積極的で利下げには消極的な傾向があります。
日本銀行やFRBと違い、ユーロ圏は1つの国ではありません。
そのために次のような問題が出てきます。
・さまざまな経済状況の国がある
・財政政策の運営は各国の政府が行う
各国の景気や物価にはばらつきがありますが、中央銀行も金融政策も共有なのです。
ある国にとってはちょうど良い金利水準でも、他の国からすると高い安いとなっていることがあります。
他にも問題点として2010年におきたギリシャの財政危機があります。
ギリシャが巨額の財政赤字を隠し、偽物の数字をEUに報告していたのです。
こうなった原因も1つの中央銀行で複数の国の金融政策を決めたことにあると思います
詳しく知りたいのであれば、ギリシャ危機に関するちゃんとした本を読んで勉強していただければと思います。
英国の中央銀行はBOEと言います。
政府が定めるインフレ率(2%)の達成を目指して、政策を行っています。
英国の政策金利はバンクレートといわれ、BOEが一般の銀行に貸し付けるときの金利となります。
金融施策は、MPC(金融政策委員会)により決められます。
MPCは、毎月上旬に行われ、参加者の多数決で決定されます。
MPC終了後、声明などは発表されず、2週間後にBOE議事録が公開されます。
RBA(オーストラリア準備銀行)
オーストラリアの中央銀行はRBAです。
主要政策金利は、キャッシュレートと言われ、RBAが一般の銀行に貸し出すときの金利になります。
近くにある、ニュージーランドとは政策金利が連動していることが多いです。
オーストラリアは、鉱産物や小麦、牛肉などの輸出国であり、アジア地域を中心に輸出を行っています。
その他にもカナダやスイスなどFXをする上で気になる中央銀行はあります。
けれども、とりあえず前回と今回で紹介した国の中央銀行を知っているだけでもかなり違うと思います!
これからも、一緒に勉強していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。