FX初心者が億トレになるまで⑯ ~各国中央銀行について 日本、アメリカ~

こんにちは! FXトレーダーしょーたです!

今回は、中央銀行について説明します!

中央銀行は、様々な金融政策を出しています。

中央銀行の出す金融政策は為替や株価の動きに大きな影響を与えています。

FXを有利に取引していくためには、中央銀行について知り、出された金融政策に対応する必要があります!

そもそも、中央銀行とは何か?

中央銀行は、国の金融組織の中心となる銀行です。

紙幣を発行する権利を持ち、民間銀行や政府にお金を貸したりもしています。

また、民間銀行や政府との取引の金利を調整すること物価や景気に影響を与えることができます。
(詳しくは、別の記事で説明します。)

では、それぞれの国の中央銀行について説明していきましょう!

日本銀行

日本銀行では、金融政策の方針や政策金利の水準を「政策委員会・金融政策決定会合で決めています。

・金融市場調節の方針
・経済・金融に関する情勢分析(景気、物価の現状判断と先行き見通し、主なリスク要因)
・金融政策運営の基本的なスタンス

などについて話合われます。会合終了後に声明文の発表があります。


FRB(連邦準備制度理事会)

アメリカの中央銀行FRBといいます。

正確には、中枢部となるFRBと12個の地区連邦準備銀行でできています。

①ボストン         ⑦シカゴ
②ニューヨーク       ⑧セントルイス
フィラデルフィア     ⑨ミネアポリス
クリーブランド      ⑩カンザスシティ
リッチモンド       ⑪ダラス
アトランタ        ⑫サンフランシスコ

FRBの任務は主に

物価の安定
最大雇用

この2つを実現することです。

最大雇用とは、金融政策によってアメリカの雇用を最大限増やすことです。

FRBの権限は2つで

・プライマリークレジットの決定
銀行以外への緊急貸し出し

プライマリークレジットとは、健全性の高い金融機関へ貸し出すときの金利のことです。


アメリカの政策金利フェデラルファンドレートと呼ばれているものです。

アメリカの民間銀行は、先ほど紹介した12個の地区連邦準備銀行に一定割合の預金をすることが義務となっています。

この預金が足りなかったり、余ってたりすれば民間銀行は互いに資金の取引をします。

この取引市場を「フェデラルファンド市場」といい、この場での金利フェデラルファンドレートと言います。


フェデラルファンドレートは、FRB理事地区連邦準備銀行の総裁12名が参加する会議により決定されます。

この会議を「FOMC(連邦公開市場委員会)」といいます。

FOMCでは、政策決定や四半期ごとの経済の見通しなどを作成されます。



ここまで読んでいただきありがとうございました。
日本とアメリカ以外の国の中央銀行については、次の記事で書きます!